【後編】手作りアイス
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『子どもと一緒にスイーツ作り♩』
想像していたキラキラな光景とは全く違うありさまに、こんなんだったらハーゲンダッツでも食べればよかったと後悔する母。
しかしもう後戻りは出来ない。
最後までやるしかない。
容器に流し込むよ~で、また「俺がやる!」争い。
またまたじゃんけんで買った次男がやることになった。(かわいそうなほど長男はじゃんけんがすこぶる弱い。)

トントントン。空気を抜く。おいしくなーれ。

そして冷凍庫へ。
ふぅ~やっと終わった。
全然お手軽簡単スイーツじゃなかった。笑

数時間後、取り出してかき混ぜる。お!もうこの時点でほぼアイスクリームになってるじゃん!

テンション上がる〜
ちょこっと味見したら美味しい。
でももう少し冷やし固めたほうがもっと美味しくなりそう!
夜におとーちゃんが帰ってきたらみんなで食べようね♩
そして夜。
私がお風呂に入っている時におとーちゃん帰宅した模様。
ドライヤーやらなんやら終わってリビングに行くと…
そこには空っぽのアイスクリームの容器が置かれていた。
・・・。
私「あれ?アイスクリーム、全部食べちゃったの?」
子ども達「え?!あ!!!おかあの分残すの忘れた!!!」
ひっどーーーー!!!
ってちょっと大袈裟に悲しむフリをする私。
「みんなで食べようねって約束したのに…ぐすん」

次男が申し訳なさそうに私に何度も謝ってくる。長男はこういう時何もしてこない。冷たいんじゃなくて、本当は次男みたいに振舞いたいのにできない、不器用な子なのだ。
私「ごめんごめん、大丈夫だよ。美味しかった?おとーちゃんと一緒に食べたの?」
子ども達「うん!めっちゃ美味しかった!!!」
私「おとー、美味しかった?」
夫「うん、普通にうまかったよ。アイスって作れるんだね、すごいじゃん」
て感じで、最後に悲しいオチが待ってたという。笑
みんなが喜んでたからまぁいっか。
基本的に仲良しな二人なんだけど、長男が次男に対して当たりがキツイ時がある。
その姿に私イライラ→長男の言動を指摘→ますます次男への当たりがきつくなる
で、負のループに突入。
まずなんで長男が次男にきつく当たってしまうのか、そこを考えないとダメだと思った。答えはわかってる、日頃私が長男にきつく当たってるのだ。
アイスクリーム作ってる時に思った。
いちいち次男の言動を監視して、ちょっとでも自分の思い通りになってないとチクチク指摘する長男。普段私がコレ長男にやってるんだよね…きっと。その蓄積の結果。
「信じて見守る(待つ)ことが大切」って気付いてるし意識しようと心掛けているのに、まだまだ追いつかない私がいる。
「信じる」「待つ」「忍耐」
私は本当にこれが苦手。相手に対しても、自分に対しても。
うまくいかない度に「自分はダメな母親だ」と自信をなくしてたけど、今はそんな自分も否定しないようにしてる。否定はしないけど、反省はする。ダメな自分もまるっと受け入れることができれば、長男のことも受け入れるようになるのかなと。
難しい~
育児は育自だとつくづく思います。
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