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前回のつづき
家に帰ってから、
私「せっかく一人でがんばって組み立てたのに、星見られなくて残念だったんだね」
長男「うん…」
たぶんだけど、長男はあの時にこの気持ちをちゃんとわかってもらいたかったんだと思う。
そして気持ちの整理ができるまで待って欲しかったんだろうな。
私の話に聞く耳を持たずソファーでごろごろしている長男に対し、つい感情的になってしまったわけだけど、長男は長男で葛藤していたのだと思う。
やらなきゃいけないことはわかってるんだけど、なかなか気持ちの切り替えができないでいる自分に対して。
長男のこころの声に共感を示すことも中途半端だったし、葛藤している長男を待てなくてアレコレ言っちゃった結果、こんな事態になってしまったんだと振り返って反省。
その後自らお風呂に入りにいった長男。
お風呂場からいつも通りの愉快な歌声が聴こえてくる。
(長男くん、もう歌ってるよ!)
次男と私、顔を合わせてふっと笑う。
私「ひとりでお留守番怖かったよね、ごめんね」
次男「うん…怖かった」
次男をギュッとする。本当にごめん。
心も身体も本当にヘトヘトだった。
長男にとっても次男にとっても私にとっても、辛くて苦しい夜だった。
つづく
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