前の記事☟
先日仲良しママから、
ママ友「次男くん、この前ピンポンダッシュしてたみたいだよ」
と、情報をいただいた。
ほほう・・・
まぁやりそうだな(本音)
小学生といったらピンポンダッシュ。
おそらく昭和生まれの少し元気があり余ってた小学生はほとんど経験あるんじゃないかな?
もれなく私もそのひとり。
その節は大変申し訳ありませんでした。
しかも私は世帯数の多い集合住宅に住んでたもんで、端から端まで12〜3世帯のインターホンを押しまくって走りまくるという、だいぶスリリングなことしてた。
幼なじみの男の子と一緒に。(小声)
話は戻り…その日の夜、小3次男に聞いてみた。
私「ねえねえ、今日放課後〇〇公園で遊んだでしょ?その時何かあった?」
次男「え、何が?」
完全に忘れてるっぽい。
私「ほら、知られたらマズイこと」
しばらくして
次男「…あ!」
沈黙。
次男「ピンポンダッシュしたかもしれない…」
かもしれないってなんやねん。
私「ピンポンダッシュしたんだ」
次男「…うん」
私「なんでやろうと思ったの?」
次男「えっと…なんかちょっとやってみたくなったっていうか、〇〇君とやろーぜってなって…」
まぁだいたいそんなもんだよね、ピンポンダッシュのきっかけなんて。
私「実はおかあも昔やったことある」
次男「え!?」
私「友達とふざけてついやっちゃった」
次男「俺もそう!!!」
私「でもさ、おかあその時ピンポンダッシュされたおうちの人の気持ちなんて全く考えてなかったんだよね」
次男「・・・」
私「おかあ時々さ、腰痛いって横になる時あるじゃん?」
次男「うん」
私「もしそんな時ピンポンなったとして、そのまま寝ていたいけどやっぱり出なきゃと思って、痛みに耐えながら起き上がるでしょ?で、覗いてみたら誰もいない。えー!?ってなるよ。だいぶ迷惑。」
次男「たしかに…」
私「おかあの腰ならまだたいしたことないけどさ、やっと寝かしつけられそうな赤ちゃん起こしちゃうとか、病気で寝込んでる人とか、ドアの向こうだからわからないし見えないけど、世の中にはいろんな人がいるんだよ。もちろん超健康体の人にとっても迷惑な話。その人の時間と労力を奪ってるわけだからね。あと少し不気味で怖いかも」
次男「うん・・・」
しくしく。
あれ?
次男泣いてる?
別に怒ったわけでもなくてただ淡々と話しただけなのに泣いてる。
次男「俺さ、そういうの全然想像したことなかった…」
私「そっか、そういうの想像したことなかったんだね。想像してみると、自分がやったことが相手にとってどうだったのかわかるよね?」
次男「うん。やっぱやっちゃダメだった」
私「あとさ、慌てて走って逃げて、いきなり角から車が来たら超危ないよね」
次男「たしかに」
私「次男くんはもうピンポンダッシュしないと思ってるけどさ、もし○○君がまたやろーぜ!って誘ってきたらどうする?」
次男「え~~~どうしよう」
私「断るのむずい?」
次男「うん…でも俺ちゃんとやらないって言おうかな」
私「勇気いるよね。次男くんなら大丈夫だよ、きっと」
次男「うん」
子どもって本当に好奇心旺盛。「ちょっと面白そう」にすぐ飛びついちゃう。
まだ経験年数が浅いから、当たり前に想像力が足りない。だから失敗しちゃうことはある程度仕方無いと思う。
「ルールだからやっちゃダメ」って一喝するとか、「防犯カメラで特定されて校長先生に呼び出しされるよ」って脅すとかじゃなくて、なんでダメなのかを一緒に考えたい。
子どもが自分で想像して、自ら納得してほしい。じゃないと決められた「ルール」でしか物事の善し悪しを判断できない大人になっちゃうと思うから。
なんでダメなのかの基準は人それぞれ家庭それぞれの価値観で違ってくると思うけど、うちの場合は3つの軸のもと、子どもたちと一緒に考えるようにしている。
(どんな3つの軸なのかについてはいつか話したい)
● 想像力を鍛えること
● 軸=根っこを太くすること。
今私が心掛けていること。
これが備われば、これからどんな荒波がやってきたって自分の頭で考えて乗り越えていけるんじゃないかなーと思っています。
次男のやらかしエピソードはこちら☟
インターホンと言えばこんな話も☟