最弱メンタル女の【育自奮闘記】

繊細でお調子者のアラフォー女。子育てしながら自分育てに奮闘中。キラキラの向こう側、リアルな日常を綴ります。

衝撃的なアルバイトの話

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その昔、私が大学生だった頃。

 

いろんなアルバイトしてきたけど、ほんの少ーしかじったことあるのがなんと家庭教師。

 

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国語と英語がまあまあ得意だったのと、人に教えるのが好きだったから興味本位でやってみたのだ。

なにげに小学生の頃の将来の夢は学校の先生。

 

有名な大学の優秀な大学生じゃなかったから、教え子(とその家族)から求められるものも低くて非常に気楽にやらせてもらってた。

 

お相手は中学3年生の女の子。

 

超ギャル。

 

あゆに憧れてたからその子を仮にアユちゃんとしよう。

 

アユちゃんの部屋は天井も壁もあゆのポスターで貼り尽くされてて、一角にはマルボロの箱がズラーッと並べてあった。

 

え。マルボロ

 

タバコやん。

 

そう、親公認で喫煙していたアユちゃん(中3)。

 

木の実ナナみたいなゴージャスなお母さまが時々お茶やお菓子を持ってきてくれるんだけど、ついでに灰皿交換もしてた。笑

 

衝撃。

 

ちなみにチラッと数回会ったことのあるお父さまは安岡力也みたいな方だった…。

 

お勉強もそこそこに1時間以上はずっとアユちゃんの彼氏の話を聞いていた。

 

なんで塾じゃなくて家庭教師なのか尋ねたところ、前は塾に行かされてたんだけど毎回サボって友達と夜遅くまで遊びに行ってたらしく。

それがバレて家庭教師にすることで家から出られないようにされたんだって。

「マジ監禁~」って嘆いてた。

 

すごい理由で家庭教師雇う親(雇われる娘)がいるもんだ。

 

帰りは暗いから最寄り駅まで送るよ、と親切なナナさん。

車もゴージャスだった。黒塗りでとにかくでかい。シートもふっかふかできっと高級車。そんな車に乗ったことなかった私はいつもドキドキ。

でもってナナさんのスピード感溢れる豪快な片手運転が毎回怖くて怖くて。涙

「ダイエットしてるので歩いて帰ります」

と嘘ついて、田舎の暗い畦道を走って帰ったことも何回かあった。

 

これで夜ごはん食べて帰りな〜って、お給料とは別に数千円くれたりとなかなか美味しいバイトではあったけど、ビビりな私には続けられなかった。

 

あの畦道や、アユちゃんの笑顔や、ほんのりタバコのにおいがする部屋のことを今でも忘れられない思い出として心の奥底に染みついているんだけど、なぜかアユちゃんの本名が思い出せない。

 

っていう昔懐かしいどーでもいいお話でした。

 

アユちゃん元気にしてるかな。

 

 

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