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翌朝、次男は普通に起きてきた。
私はいつも通りを心がけて、あえて尿検査のことは言わなかった。
次男はメソメソくよくよもせず、いつものように支度して学校へ行った。
あまりにもスムーズに登校していったので「あれ?もしや尿検査のこと忘れてる…?」と思ったほど。
毎日学校に行き渋っていた1年生の頃。
突発的に行きたくないと言ったことが何度もあった2年生の頃。
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3年生になった今、今回のように嫌な事が待ち受けていようとも、だるくてやる気がしない日も、自ら学校に行こうとする次男の姿を見て、成長を実感。
下校してから次男に聞いてみた。
私 「今日どうだった?」
次男 「先生に話したよ」
私 「先生に話したんだね。先生からはなんて?」
次男 「なんで汚れたのか聞かれたよ」
私 「そっか、次男くんなんて話したの?」
次男 「ツバ吐いちゃったって、オレほんとのこと言った」
びっくり!
すごい。
正直に言ったんだ。
先生、少し笑ってたとか。
新しい容器もらって今度はちゃんとやる!って張り切ってた次男。
提出日は1週間後なのに、次の日もその次の日も朝起きるたび「尿検査やる!?」と自分から言ってきたほど。
明らかに意識が変わった。
そして1週間後、無事に提出することができた。
自分のやったことに自分で責任がとれた次男。
親としてトラブルは出来る限り遭遇したくないし、うまく回避したい、させてあげたい気持ちになるけれど、やっぱりこういう時こそ親子共々成長のチャンスだと思う。
これからも子どもの自律を促す親として、援助者として、サポートしていきたいです。
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