前の記事☟
最近こんな会話があった。
子ども達「ねぇ、おかあ。血液型の中で怒らしたら1番ヤバイやつって何型だと思う?」
私「え~わかんない」
次男がニヤニヤしてる。
てことは…
私「O型?」
子ども達「正解!」
次男はたぶんO型。
次男の産院では出生時に血液型検査が無かったから憶測なんだけど、血液型診断の傾向に当てはめてみると次男はO型って感じする(ちなみに夫O、私A、長男A)。
私「でもさ、次男くんが誰かに怒ってるのって、ほとんど見たことないよね」
長男「たしかに」
私「いつも怒ってるのっておかあと長男くんじゃない?笑」
長男「たしかに」
私「次男くんが怒った時はすごい怖いのかね。でもいつも怒らないのはなんで?」
次男「長男くんが怖いから、絶対負けるから怒れない」
・・・。
私「お友達同士の間ではどう?」
次男「ほとんど怒らないかな?そりゃさ、たまに嫌なこと言われたり嫌なことされたりするけど、サーっと流すようにしてる」
私「え?そうなの?!嫌だなって思った時も言わないで我慢してるの?」
次男「(目に涙をいっぱい溜めて)…うん」
泣いてる!知らない間に結構辛い想い抱えてたのかな…。
私「そっか…嫌なことがあってもずっと我慢していたんだね」
次男「…うん。でもね、本当に絶対嫌!って時はさすがにやめろよ!とかはちゃんと言うよ」
私「そっか、本当に絶対嫌!って時はやめてほしいってちゃんと言うんだね」
次男「うん」
私「言えなくてつらい時ないの?」
次男「あるけどね、そういう時は怒るより、避けるというか、あることしてるんだ」
私「あることって何?」
次男「まずは無になって、風みたいになって、自分の楽しいこと考えて、そのイメージにすっぽり入り込むようにするの」
!
次男「そうするとね、嫌なのが無くなる気がするんだよね。いつもそうしてる」
次男なりの自分の精神を守るためのストレス逃し=コーピングなのか。
つい最近幼なじみと会って喋ってた内容と全く一緒じゃないか。40歳過ぎてこの境地に辿り着いてこれが出来るようになりたいね、なんて話してたばかり。
8歳で既に習得していたとは…。
でもよくよく聞いてみると、次男が怒れない根源にあるものは「人に嫌われたくない」なんだって。
本当の自分を見せたら嫌われちゃうんじゃないか、自分から離れていっちゃうんじゃないかって気持ち。
わかる。
優しい自分、楽しい自分はもちろん認められるけど、意地悪な自分、わがままな自分、ダメな自分を否定せずに受け入れることって難しいよね。
次男のこの考え方って私の気持ちが伝染してる気がする。
嫌なこと、辛いことがあった時、私はいつも落ち込んでふさぎ込んで、時に誰かに八つ当たりして、自己嫌悪に陥って、また想い起こしてずーんと落ち込んで…と負の感情ループにのまれる。
そういう自分を認めることがまだまだ難しい。
次男をどうこうするってよりも、自分がまず「ダメな自分」も受け入れて否定しないで「大丈夫」って認めていきたいなって改めて思った。
次男に教えてもらった、嫌なことがあった時は、無になって、風になって、ふわふわ楽しい情景や思い出や音楽を想い起してそのイメージにすっぽり入り込む。
実は昨夜も実践したばかり。
あまりにも夫に腹立つ出来事があって。笑
なかなか効力あったぞ!
でさ、ベールに包まれた後(落ち着きを取り戻した後)よーく考えてみたら、夫への優しさに欠けていた自分に気付いたのよね。
子ども達との何気ない「血液型の話」から奥深いことを学ばせてもらった出来事でした。
次の記事☟