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【寝る前のやりとり】
わんわん泣きながら明日は学校に行かない!と言ってお布団にくるまった次男。
次男の隣に潜り込んでぎゅっとして、頭を撫でながら私は次男の気持ちを考えていた。
そしたら中島みゆきの「ファイト!」がふと頭に浮かんできて。
私「ねえねえ次男君。ファイト!って曲知ってるよね?」
次男「あれだよね?ららららーららーららーららー♩っていうやつ」
私「そうそう。あの歌詞がさ、次男君の今の状況と似ているなって思ったんだ。
闘う君の唄を闘わない奴等が笑うだろうファイト!って。まさにそうじゃない?」
次男「たしかに…」
私「一生懸命頑張っている子をバカにしてからかうって最低だと思う。おかあは大人だけど、同じことされたらすごく悲しいよ。」
次男「うん…(しくしく泣いている)」
私「でもさ、たとえば100人中2人がバカにしてきたとしても、残りの98人はきっと次男君のこと応援していると思うんだ。だからおかあは次男君がその98人を味方に、自信をもって劇に出てほしいって思ってる。」
次男「…。(しばらく無言) 嫌だ。出たくない。」
私「そっか、出たくないって思うんだね。」
次男「うん…。ねぇおかあ、学校休める?休むとしたら何て言う?」
私「学校を休むなら本当の気持ちを話したらいいんじゃないかな?劇に出たくないこと、劇に出るのが嫌になってしまった理由を先生に伝えたら?」
次男「俺が言うの?」
私「次男君のことだから、学校に行くのも行かないのも、劇に出るのも出ないのも自分で決めていいんだよ。その代わり先生にはちゃんと伝えるべきだとおかあは思うよ。だからよく考えて次男君が決めてね。」
次男「…。(何も言わずにお布団を頭からかぶってそのまま寝てしまった。」
決戦は金曜日④へつづく
(思いのほか長いシリーズになってしまった)
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