最弱メンタル女の【育自奮闘記】

繊細でお調子者のアラフォー女。子育てしながら自分育てに奮闘中。キラキラの向こう側、リアルな日常を綴ります。

決戦は金曜日③

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【寝る前のやりとり】

わんわん泣きながら明日は学校に行かない!と言ってお布団にくるまった次男。

次男の隣に潜り込んでぎゅっとして、頭を撫でながら私は次男の気持ちを考えていた。

そしたら中島みゆきの「ファイト!」がふと頭に浮かんできて。

私「ねえねえ次男君。ファイト!って曲知ってるよね?」

次男「あれだよね?ららららーららーららーららー♩っていうやつ」

私「そうそう。あの歌詞がさ、次男君の今の状況と似ているなって思ったんだ。

闘う君の唄を闘わない奴等が笑うだろうファイト!って。まさにそうじゃない?」

次男「たしかに…」

私「一生懸命頑張っている子をバカにしてからかうって最低だと思う。おかあは大人だけど、同じことされたらすごく悲しいよ。」

次男「うん…(しくしく泣いている)」

私「でもさ、たとえば100人中2人がバカにしてきたとしても、残りの98人はきっと次男君のこと応援していると思うんだ。だからおかあは次男君がその98人を味方に、自信をもって劇に出てほしいって思ってる。」

次男「…。(しばらく無言) 嫌だ。出たくない。」

私「そっか、出たくないって思うんだね。」

次男「うん…。ねぇおかあ、学校休める?休むとしたら何て言う?」

私「学校を休むなら本当の気持ちを話したらいいんじゃないかな?劇に出たくないこと、劇に出るのが嫌になってしまった理由を先生に伝えたら?」

次男「俺が言うの?」

私「次男君のことだから、学校に行くのも行かないのも、劇に出るのも出ないのも自分で決めていいんだよ。その代わり先生にはちゃんと伝えるべきだとおかあは思うよ。だからよく考えて次男君が決めてね。」

次男「…。(何も言わずにお布団を頭からかぶってそのまま寝てしまった。」

 

 

決戦は金曜日④へつづく

(思いのほか長いシリーズになってしまった)

 

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