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(前半は以前threadsにも投稿した内容)
現在長男は小4、次男は小2。
次男がまだ赤ちゃんの頃、実母や義母がうちに来てお世話を手伝ってくれた。
その時に実に対照的で印象に残っていることがある。
私が長男をお風呂に入れて出て来た時のこと。
[実母の場合]
リビングに散らかったおもちゃを全て片付けてくれて洗濯物畳んでくれて部屋の中ピカピカ。私助かる。
[義母の場合]
リビングに散らかったおもちゃを組み合わせてお城のような遊園地のようなものを造形して長男を待ち構えてる。長男大喜び。
価値観の違いをドーンと感じた。
それぞれちょっとした凹はあるのよ。
例えば実母、長男が届かないところにおもちゃ片付けちゃうとか、本人やる前にやっちゃうとか。
義母、同じおもちゃ2個も3個も買ってきちゃうとか、おもちゃの中に車や家の鍵紛れさせちゃっていつも探してるとか。
当時の私は未熟過ぎてその凹の部分に不満を抱えたりしたこともあったんだけど…
それぞれの誰かを想う気持ちが痛いほど伝わってきて思い出すと胸が熱くなる。
感謝の気持ちはもちろん、両方のいいとこ取りしていこうって思う。
写真は長男が幼稚園から帰ってきた時のと、
義実家訪ねたらすごいのが造られてた時の。
そんな価値観が全く違う母親に育てられた私と夫は180°性格気質が違う。
だから本能的に惹かれあったのかもしれないけど、夫の行動に理解できないことがあり過ぎて本当に結婚しなきゃ良かったと思う時期もあった。
「夫が嫌い」「夫と離婚するには」と検索ワードにかけた時もあった(超赤裸々爆弾発言💣)
でもあの時諦めないで良かったなって今は思ってる。
人は相手のことを理解するだなんて100%できない。だって自分のことさえ全部理解できないんだから。
自分と違う、理解出来ない部分にストレス抱えて相手を変えようとしたりするのがそもそもの間違いだった。相手の言動を受け入れることが出来ないのは「相手の問題」だと思ってたけど、実は「自分の中にある問題」だってことに気づいた。
「自己内対話」を繰り返し、夫と何度も何度も話し合って幾たびの荒波を乗り越えて、ようやく最近凪がやってきた気がする。私たちの「違い」は相互作用によって良い方向に、いや、新しい方向に向かっている気がする。
とか言って数年後、「あー別居したい。」とか言ってるかもしれないけど。笑
人生何が起きるか分からないからね。
「夫婦は鏡」
関係が悪い時に聞いた時はそんなのウソだ!と腹が立ったけど、今は本当にそうだと思う。
河合隼雄著『こころの処方箋』P154
「一人でも二人、二人でも一人で生きるつもり」
は、夫婦関係、親子関係、人間関係全てに当てはまる内容でとても興味深い。
結局のところ、親子関係でいうと親が「自律」していないと「子」は自律しないと思う。
じゃあ「自律」って何?「自立」とどう違うのか。それについてはまたいつか書きたいと思います。
(おまけの話)
念のため投稿前に夫に読んでもらったら、検索ワードの爆弾発言のとこで爆笑してました🤣
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