最弱メンタル女の【育自奮闘記】

繊細でお調子者のアラフォー女。子育てしながら自分育てに奮闘中。キラキラの向こう側、リアルな日常を綴ります。

世間の目

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小さいお子さんを育てているお母さんの中で、世間の目が気にならないっていう人いるのかな。

私は当時この「世間の目」が本当に怖かった。

 

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小4長男と小2次男が幼少期だった頃、「怪我」と「人への迷惑」にならなければある程度OKにしようと心掛けていた。

そうしないとほぼ全ての言動を阻止することになるから。それくらいパワフルで制御不能

 

でも「人への迷惑」に関しては過敏になり過ぎていたと思う。

外に出ると世間の目が気になって、「自分の子どもの言動が他人の迷惑になっていたらどうしよう」という気持ちが常にあった。ルールを守ることがその子のためになると思って必死に言い聞かせていた。

 

『子どもなんだから迷惑をかけてもしょうがない』と、『子どもは迷惑をかけてしまうものだ』は似て非なるもの。

 

前者の「子連れ様」になっちゃダメだっていう気持ちが強過ぎて、その結果子どもに対して感情的に怒りをぶつけてしまうことがあったなって今振り返ると思う。

このドラッグストアでの出来事もそのひとつ。

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もちろんTPOや世の中のルールについてはしっかり伝え続けてきた。

例えば病院は具合の悪い人が居るから静かに過ごすものなんだよとか、スーパーで走ると自分も周りもケガして危ないからゆっくり歩こうねとか、自宅の床で思いきりジャンプすると階下の人がびっくりするよとか。特に長男は伝え方に工夫が必要なタイプだから、そのあたりも自分なりに勉強して実践していた。

 

でもコレ言ってちゃんと出来る子と出来ない子がいる。ちなみに次男は1人の時はまあまあ出来る方だったと思う。(余談だけど2人になると暴れ具合と大変さが+2じゃなくて×2、いや×3になるのなんで)

そして出来ない長男。逆にやってほしくないことばかりする。

 

お母さんとちゃんと手を繋いで道の端っこ歩いている子が信じられなかった。それを横目に、私は次男を背負って大荷物抱えて長男を追いかけまわしてた。一体何の修行だろう?ていつも思ってた。(この時はまだ人それぞれ悩みどころや大変どころの内容や時期が違うってことにあまり気付いていなかったのもある。)

 

迷惑をかけたら「ごめんなさい」と親も子どもも謝って反省すればいいだけなのに、なんで怒られるのがこんなに怖いんだろう。怒られないように、責められないように、子どもの動きを監視し続け制御しようとする。「保護者」じゃなくてまるで「管理者」。

 

これは子どもの問題じゃなくて親である私の問題であるとはっきり思う。

周りにどう思われてるかがとにかく気になって「しつけの出来ていない親」と思われるのが嫌なのだ。

全てはそこだな。

 

今タイムマシーンに乗ってこの頃の私に声をかけてあげられるとしたらなんて言うかな?ってちょっと考えてみた。

 

【 ちゃんと子どもにマナーやルールはきちんと伝えているし、子どもを放置してないし、迷惑かけないようにいつも気を配ってる。毎日本当によくがんばっている。でもがんばる方向性を変えるともっと楽になれるよ。

だから他人がどう思っているとか、怒られたらどうしようとか考えるのはもうやめよう。

万が一迷惑かけてしまったら子どもと一緒に謝る。何か壊してしまったりした場合は弁償する。そしていつも騒音で迷惑をかけているであろう階下の方には定期的に菓子折りを持って家族で挨拶にいく。それが唯一親が出来る役目では?

やるべきこと、やれることをしっかりやって、あとは堂々としていればいい。

そして自分の不安からくるマイナスな気持ちを八つ当たりという方法で子どもにぶつけるのはやめよう。何よりも1番大事にしてほしいのは、子どもがどうしてそれがしたいのか、したくないのか、その気持ちにフォーカスを当てて接してみてほしい。

 

特に最後の1文。あの頃に戻ってやり直したい。でも当たり前だけどそんなこと出来ない。だからこそ今全力で子ども達と向き合っている。

 

話は戻り…

この頃は週末に私か夫が単独でスーパーに食材をまとめ買いしに行ったり、宅配サービスを利用したりして、なるべく子ども達と一緒にスーパーに行かないようにしていた。

 

そして長男が小学1年生に上がる頃、ちょうどコロナ禍突入。「スーパーはなるべく少人数でお越し下さい」という風潮になり、ますます子ども達は買い物に行くことがなくなった。

 

そしてこの状況は甚大なる問題を引き起こすこととなる…。

 

っていうのは大袈裟なんだけど。

長男3年生の社会のテストで、100点取れなかったことがあった。

唯一間違えた問題が、この絵は何を表しているでしょう?という選択問題。

パソコンに向かって在庫管理している人の絵。

長男はこれをサービスカウンターの人と認識してバツ

 

長男「だって俺見たことねーもん。」

 

そりゃそうだ。

まぁ消去法で考えれば正解が分かるだろうとは話したけれど、やっぱり社会を学ぶには実際社会活動するに限るよね。

 

ってことで、実は最近「はじめてのおつかい」やってみた。

既に近所のコンビニや駄菓子屋に子ども達だけで行くことはあったけど、いわゆるおつかい『食材の買い出し』をお願いするのは初。

 

長男次男2人に買い物メモ、お財布、ポイントカード、エコバッグを持たせ「よっしゃ、行ってこーい!」と送り出した。

その話はまた今度書きまーす。

 

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